ランディングページとは、簡単に言えばネットユーザーに商品を売り込むための広告ページなわけですが、個人でもこのランディングページを作成している人はいらっしゃるかと思います。
しかし、ただ闇雲にランディングページを作成しようとしても、売る商品のことを知らなければ、中身がスカスカのページになってしまい、顧客に思ったような反応・行動をしてもらえません。
そこで今回は、ランディングページを作成するにあたって最低限必要な4つの情報をまとめたいと思います。
商品情報
1つ目は、ランディングページで紹介する商品やサービスに関する商品情報です。
例えば商品名やサービス内容といった基本的なことから、物販ならば開発秘話や購入方法、セミナーなど教育系ならカリキュラムや講師の情報、開催日時などが挙げられます。
開発秘話や講師の情報に関しては、ストーリーがあるとより魅力的なランディングページ作成に繋がるかと思います。
ストーリーについての記事はこちらからご覧ください。

価格情報
2つ目は商品・サービスの価格情報です。
これが意外と複雑な商品が多かったりするので、料金プランや見積もり、相場などの情報を集めておきたいところです。
さらに一歩進んだランディングページを作ろうとするのならば、競合他社との比較表みたいなものを付け加えると、あなたの売ろうとしている商品がコスト面でどうなのかが顧客に分かりやすいです。
特にロープライスをウリにしている商品の場合は積極的に比較表を作っておきたいところです。
逆に手を抜くならば、「価格表はこちら」といった具合で別のページへのリンクを貼るという手段もあります。
体験情報
3つ目は、購入者の口コミやレビューなど客観的な視点からの体験情報です。
意外と見落とされがちですが、売る側は当然良い情報しか強く表に出しません(体験情報もそうなんですけどね)。
そのため第三者目線での情報があると、お客様の信頼を得られやすくなります。
バンドワゴン効果を狙っているところもありますね。
バンドワゴン効果についてはこちらの記事をご覧ください。



またユーザーの声以外にも、アンケート結果やレビュー、SNSのシェア数、格付けなど、とにかく「この商品は他の人から多くの or 強い支持を受けている」という情報を付与するという選択肢もあります。
商品を売る側の情報だけを信用するお客様はまずいません。
ですので第三者目線からの評価というのを付け加えることが、ランディングページの情報に信頼感を与えます。
会社情報
4つ目は、商品やサービスを販売している販売者に関する具体的な情報になります。
会社情報やプライバシーポリシーなど、販売者が正しく実在している根拠を示すための情報です。
当然のことですが、いかに商品やサービスが魅力的であったとしても、それを販売している会社が実在しない組織である場合はお客様からの信用を得ることはできません。
また、著名な会社が取り扱っている商品・サービスの場合は、会社名だけでお客様の信頼度ポイントがプラスに働くことにも繋がります。
ランディングページで取り扱う商品・サービスを運営している会社がメジャーなところではなかったとしても、きちんと存在していることは重要です。
あまり著名とは言えない会社の場合には、その会社の実績や規模など、信頼感を上げる文言を入れると良いかもしれません。
まとめ
以上4点が、ランディングページを作成するにあたって最低限必要な情報となります。
ランディングページというのは言ってみれば広告です。
お客様の中には「広告」と聞いただけで嫌悪感を示す人も存在します。
ですので「このランディングページで紹介しているものは信用のおけるものだよ」というメッセージを示すことも、成約につながる一つの要素となりえます。
またランディングページはあまり長々と書くものでもありませんし、そもそもお客様はランディングページに限らずネット上の情報をじっくり見ることは稀ですので、いかに必要な情報を簡潔に示すかも重要なポイントになります。
そこはランディングページ作成者の腕の見せ所ですね。