阪神タイガースには申し訳ないことをしたもので、9月13日からの三連戦でドラゴンズがまさかの三連勝。しかも甲子園。
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初戦は髙橋宏斗だったので投手戦の予想はしていたのですが、まさか140球の力投を見せるとは思わず、まずは先勝。
二戦目はカイル・マラーが投打に活躍。普段なら6回3失点で良いピッチャーが4打点完封の大活躍。いったいどうした!?
三戦目は普段援護に恵まれない柳が先発。しかしこの日は阪神側にも嫌な雰囲気があったのか、阪神の早め早めの継投策の上を行く打線が4得点。最後は松山が締めて三連勝。
いや、巨人を相手に首位争いをしてくれている阪神さんに何たる仕打ちよ!?
てかこんな試合ができるのなら普段からやってよ!それなら広島と最下位争いしなくて済んでるはずでしょう。
幸い?巨人も横浜相手に三連敗したようで、阪神巨人間のゲーム差は0.5のまま縮まりませんでした。
しかし毎回、首位のチームにはなぜか強いな中日ドラゴンズ。「青甲羅」の異名はダテじゃないね。
ちなみにドラゴンズにとって、甲子園で阪神相手に三タテしたのは実に28年ぶりだそうです。このタイミングで!?
ところでそろそろ戦力外通告を受ける選手が予想されるこの頃、大島洋平選手の現役続行が決まりました。
正直肩たたきされる可能性が否めないなと思っていたので、とても嬉しく思います。
なんだかんだ言っても大島のバッティング技術は卓越したものがありますし、ヤクルトの青木やかつてのイチローみたいに、確実にヒットを打ってくる選手って結構嫌なものです。
昔、山本昌投手が落ち目だった時に、落合監督に「現役を続けさせてください」と言った時、落合は「それは俺の決めることじゃない。お前はもう自分で引き際を決められる選手になったんだろう」と返したそうです。
その後に「50歳までやれ」と言われたようで、山本昌は50まで現役を続けたわけですが、大島選手も「引き際を自分で決められる選手」ということなのでしょう。
打者は飛ばす力の衰えがあるので、さすがに50歳までは厳しいとは思いますが、納得できるまで続けてほしいと思います。
現実的には外野手枠は細川・岡林は決まりで、あとは上林、花田、福元、板山、ブライト、鵜飼あたりでの取り合いになります。
この中でアベレージヒッターと言えそうなのはいないので、確実に安打を打てる代打枠としての活躍を期待します。
さて、阪神相手に三タテを決めてしまったドラゴンズですが、続く相手は巨人。
阪神相手に三タテを食らわしたのだから、巨人相手にも勝たなくては勘定が合いません。
東京ドームでの巨人戦。
初戦の先発投手金丸と、相手の先発は2桁勝利を確定している井上。
8回まで被安打3、無失点の金丸が9回にサヨナラホームランを打たれたからって誰が責められよう。
投球数も100球以下で好調そのもの。金丸は素晴らしい投球を見せてくれました。
またリードする石伊も、要所要所で相手打者の読みを外すような配球を見せ、安心して見て居られました。
打線も相手投手の井上相手に打ちあぐねての敗戦。まあ、それについては仕方ない。
問題はベンチワークにありました。
5回表、中日の攻撃。ノーアウトでランナー1、3塁の絶好のチャンスを迎えて打者は投手金丸。
金丸は前の打席でバントを失敗していましたが、ここではバントを選択。ランナー2、3塁になるはずでした。
ところが金丸がバントをすると、三塁ランナーの花田が飛び出してしまい、タッチアウト。
続く福永の打席ではショートライナーでゲッツーとなり、好機が潰れました。
ここで問われるのは、なぜ三塁ランナーの花田に「塁から離れるな」とコーチが指示を出さなかったかということ。
金丸はバントが上手くないことは前の打席で分かっていましたから、スクイズは戦略として成り立たないのです。
であれば、ランナー2、3塁の形を作るか、最悪でもワンアウト1、3塁にとどめておくべき場面です。
そのためには三塁ランナーはベースから離れる必要は一切なかったわけです。
その伝達をランナーの花田にコーチはしていたのでしょうか。していなかったからこうなったのでしょう。
こういうベンチワークの失敗が中日の弱いところ。ひいてはその責任は首脳陣にあるわけです。
選手に力はある。ただブレインが弱い。監督とコーチは猛省すべきプレーです。
落合監督の黄金時代には考えられないようなミスでした。
二戦目はルーキー中西の先発も、中継ぎ陣を含めて大量失点。
打線は1得点だけの大差での敗戦となりました。
この日は東京ドーム今季最終戦のため、試合後に中日の選手が外野席へ挨拶へ向かったのですが、ファンからはブーイングを浴びせられました。
それもそのはずで、試合の結果どうこうより、選手たちがレフトスタンドへ挨拶に行くその姿勢が、ダラダラとしていてとても情けない。中にはガムを噛みながら歩く選手もいました。
この姿だけ見れば、高校野球のチーム以下のチームに見えました。これでもプロかと。
またこの敗戦で、チームは今季のBクラスが確定しました。
先発の中西は仕方ないです。二軍では無双状態なので、一軍で経験を積ませることが必要でしょう。
幸いにも?Bクラスが確定したことで残りが消化試合となり、今後は若い選手や見込みのある選手を積極的に起用することができます。
これでオーダーを変えなかったら本当にアホだと思いますがね。
広島戦の初戦は先発・大野の10勝がかかった試合だったので、いつもと同じオーダー。
打撃戦を制して無事に10勝目を挙げることができました。
2戦目、今季のナゴヤドーム最終戦。先発は髙橋宏斗でしたがオーダーは変わらず。
岡林やサノー、細川の代わりに福元や土田を使えばいいのにと思います。もう今季は終わっているのですから。
試合は10得点を挙げた中日が勝利しましたが、ここでも弱さがチラリ。
6回裏、ワンアウト満塁でサノーがタイムリーツーベースヒットを放って二塁へ行きます。
ここですでに8得点を挙げたのだから、サノーを下げて守備固めをしても良い場面です。それでなくても消化試合なのだから。
しかし井上監督はサノーをそのままに、打席には石川昂弥。
ここで酷いことには、石川昂弥に投手が一球投げてワン・ストライクになってから、サノーに代走・板山を出したことです。
なぜ石川に一球投げる前に代走を出せなかったのか。打者も集中力を削がれる、素人でも分かる最低の采配です。
さらに二塁・板山は相手のワイルドピッチの間に三塁へ。
打者・石川はライトへ決して浅くないフライを打ちます。
しかし板山はタッチアップせず。ボールは広島のキャッチャーが大分前進して取ったので、走っていれば得点でした。
なぜ代走に出ている選手が外野フライで帰ってこようとしないのか。何のための代走か。
消化試合でもこんな消極的なプレーが出ているのでは、とてもじゃないが来年も見込みはありません。
指揮する監督以下、首脳陣から抜本的に変える必要性を強く感じる試合でした。
個人的には元・巨人で2004年に中日に来たバントの神様、川相昌弘氏や、楽天で野村イズムを吸収した本塁打王の山崎武司氏がいいと思っています。
まず中日の外を経験したことのあることと、チームに緊張感をもたらすような厳しい監督であることが、今の中日には必要だと思います。
中日にどっぷり漬かった人間では、今の甘えの体質から抜け出せないのではないでしょうか。
\ナゴヤドームへ行くなら/
